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最近流行っていますよね。皆様のご家族様やご友人様にもいらっしゃるのではないでしょうか。 ごはんを食べると太る・・・ということが正しいかどうかについて、私は全体の食事のバランス次第と考えています。 「エネルギー」のおはなし みなさんが日頃活動する際には「エネルギー」を使っています。このエネルギーはどうやって補給しているかというと、日頃の食べ物です。具体的には、「炭水化物」と「脂質」を摂取した際、体がそれぞれを分解する際に、エネルギーは生まれます。 作られたエネルギーは血管を通り体の中を巡ります。そして勉強や運動、仕事など、必要とする際に消費されます。この消費される量を”カロリー”と呼びます。 しかし、一度作られたエネルギーは蓄えておくことができません。そのため、日頃使い切ることができなかったエネルギーは一旦「脂質」に変換されて、体内に蓄えられます。そして、再び必要となったときに、この「脂質」を分解することで、効率よく「エネルギー」を得ています。 もし、一日摂取する食事が白いごはんばかりであった場合。運動量や体質にもよりますが、普通に生活しているだけである場合は、たとえ少量でもエネルギーが過剰となる場合があります。 ◇ごはんを抜く前に見直せる!◇ ◎積極的に取り入れたいもの・コト ・野菜や海藻など、繊維質のものをたっぷり!・たんぱく質はバランスよく!(※ウィンナー、ベーコン、塩漬けなど塩分が多く含まれるもの以外で)・白湯や汁物(胃が比較的空いている食前が◎)◎食べる量に対する「運動量」 △控えたい食材 ・塩分・ジュースや菓子など砂糖類の多いもの・糖類(ジュースや菓子などの砂糖系)・脂質(バター・マーガリン、生クリーム、揚げ物など 脂身が多すぎる場合は注意) ・脂質は知らず知らずに摂りすぎやすい 炭水化物よりも少量でたくさんのエネルギーを生成することができます。ということは、おなじ運動量で比較した場合、炭水化物よりも脂質のほうがエネルギーが「余りやすい」、つまり「脂質」が蓄えらえやすいんです>< ・砂糖系の糖質 「カロリーゼロ」にも注意! 砂糖系はごはん系の糖よりも粒度が細かいので、体内に吸収されやすいですので、少量で摂取エネルギーが上がりやすくなります。 また、血糖値が急激に上がりやすくなるため、過剰摂取は糖尿病リスクが上がることになります。 ・ごはん抜きがかえって糖尿病のリスクに?! 今では豊かな食材に恵まれていますが、大昔、人類にとって「空腹」は「生存危機」の重要サインでした。 体は正直なもので、栄養が足りていないときほど、入ってきた食材からエネルギーを効率よくたくさん得ようと働きます。これは ダイエット後、リバウンドする一因です。 今までごはんをしっかり食べてきた方が、ごはんを抜くと一時的な糖の摂取量は抑えられるかもしれませんが、体は常に正直なので、 ちょっと食べただけで多くの摂取エネルギーが得られます。また、血糖値も通常よりも急上昇することになるため、糖尿病リスクが上がります。 ですので、少量ずつでもいいので、定期的にご飯はたべることがおすすめです。 ・ごはんの代わりにパンやグラノーラでもいい? パンはごはんの代打代表ともいえる存在ですね。持論ですが、小麦とかグルテンとか、それは一旦置いといて、一番大事なのはやはり「全体バランス」。 パンと一緒に何をたべるのか?あるいはそのパンは一体どのようにできているのか?具はサラダ系?生クリーム系? 厳密にいえば、パンはごはんより手軽で消化もいいですが、一般的に生地そのものに砂糖類や油脂系が含まれます。(量はパンの種類にもよりますが) そこにあんこ、バター、生クリーム、ジャム、、、、と具が加わりますね。 あなたはどんなパンが好きですか?パンをよく食べるあなたが体質が気にしているとすれば、もしかすると原因はなる原因は小麦ではなくて、油脂・糖類の過剰摂取かもしれません。 グラノーラは、オートミールや玄米、ドライフルーツ、ナッツなど、一見体によさそうなものがたっぷり入っていたりします。 しかし、これもパンと同じく、多くの場合は砂糖系・油脂系を使います。ただし、同じ原材料でも体にやさしいものを使っている場合もあります。 原材料表記を見ながら、体質と相談して、少量ずつを食べましょう。 ・米粉パンならOK? 米粉パンはいま本当に関心度が高いですね。でも、米粉パンも、お米を一度生成→製粉した「米粉」に、砂糖系・油脂系を合わせて作るという点では 小麦のパンと一緒です。 個人的に、私は食品による体質変化に少々敏感なのですが、米粉パンをたべるとごはんをたべるときよりもぐぁーっと血糖値が上がる感覚があります。 ただし、胚芽や玄米、ぬか、ふすま、全粒粉、、、、繊維質系の原材料が含まれているパンや、具の少ないシンプルなを選ぶことで、血糖値の上昇を抑えることができる という感覚もあります。 お米文化やアレルギー体質の方がパン文化を嗜好として楽しむ、米農家を応援する、という意味ではぜひ楽しんでいただきたいですが、 基本の主食にはできることなら「ごはん」がおすすめです!